工場の稼動状況に応じた対策を

当サイト「空調機の省エネをご検討中の企業様へ」のページでもお伝えしましたが、空調機の省エネに取り組むにあたり重要なのは、正確な「現状分析」です。ビル・店舗は、特に数多くの空調機を長時間稼動させる建物ですので、現状分析により消費電力の無駄が見つかりやすいと言えます。無駄を“見える化”させることで、より効果的な省エネ対策を講じることが可能です。

消費電力の無駄を“見える化”!工場内チェックシート

以下項目に当てはまる場合、無駄が生じているケースがあります。

  1. ほとんど人がいない空間にも空調機が設置してある
  2. 夜間・休日も昼間同様に空調機が稼動している
  3. どのフロアも空調機の運転状況が同じである
  4. 施設利用者に、夏期に「寒い」、冬期に「暑い」と言われたことがある
  5. 半年以上、空調機の清掃を行っていない

1.にチェックが付いたなら・・・

不要な空調機がないか全フロア・全館をチェックしてみましょう。また、通常稼動させている空調機も本当に必要であるか今一度確認し、不要な物は撤去しましょう。

具体的な対策例
  • 空調機の間引き
  • 配管経路の短縮
  • 使用していない空間の空調機撤去
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2.にチェックが付いたなら・・・

平日と休日でフロアやテナントの使用状況や使用人数が異なる場合、状況に応じて空調機の設定変更や運転停止を行いましょう。

具体的な対策例
  • 温度や湿度の設定を変更
  • 休日のみ運転停止
  • フロアやテナントごとの空調制御
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3.にチェックが付いたなら・・・

空間にいる人数や機器の稼動状況は、フロアやテナントによって異なるはずです。フロアやテナントの使用状況によって、空調機の稼動を変えましょう。

具体的な対策例
  • 温度や湿度の設定を変更
  • フロアやテナントごとの空調制御
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4.にチェックが付いたなら・・・

フロアやテナントによっては適正な温度設定がなされていない場合があります。人によって体感温度は異なりますので、フロアやテナントの利用者に室温が適当かどうかを聞き、改善が必要であれば温度や湿度の調整をしましょう。

具体的な対策例
  • 温度や湿度の設定を変更
  • フロアやテナントごとの空調制御
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5.にチェックが付いたなら・・・

フィルターにゴミやホコリが詰まっていると冷暖房の稼動効率が落ち、電気コストが上がるだけでなく、空調機自体の寿命を縮めることにもつながります。少なくとも半年に一度は空調機の洗浄を行いましょう。

具体的な対策例
  • 空調機の洗浄
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