従来のデマンドコントローラーVS空調機省エネシステムESCOT

従来のデマンドコントロールシステムと空調機省エネシステムESCOTの大きな違いは、その制御方法です。従来品は設定した目標とする最大デマンド(最大需要電力)値を超えそうな場合、警報などで知らせる手動制御タイプが多く、その場合、確実な制御を行うことができず、手間もかかります。また、自動制御タイプであっても、設定どおりの制御しかできず融通がきかない、停止した空調は手動で再稼動させなければいけないといった不便さがありました。

一方、ESCOTは、最大デマンド値の計測からエアコン制御まで自動的に行う自動制御タイプです。確実な制御を実現するので、設置するだけで自動的に電気コスト削減につながります。また、お客様の使用状況に合わせて設定変更を容易にでき、自動で再稼動するので手間もありません。

従来品とESCOTの違い

従来のデマンドコントロールシステム ESCOT
自動制御できず、手動で行わなければいけないものがある 自動制御できる
システム設置時に設定した通りの制御しかできない、一度設定したら容易に変更できない お客様の使用状況に合わせて設定の変更が容易にできる
制御により停止した空調機は手動でスイッチを入れる必要がある 制御終了後に自動的に正常運転に戻る
停止した空調機は10~20分は動作せず、室内温度が変化しやすい 1台の空調機の制御時間は3~5分であり、室内機は送風状態のままなので、室内の温度変化がほとんどない
最大デマンド値をオーバーした時にしか作動しない 常時システムが稼動しており、電気基本料金はもちろん、電気使用料金も大幅に削減できる
システムに詳しいプロしか操作・設定変更ができない 液晶タッチパネルにより、誰でも簡単に操作・設定変更ができる
デマンドデータの管理が困難 CSV(エクセル)形式にてデータが出力されるので、編集・加工が容易
システム故障による保証がない 万が一のシステム故障の際には上昇した分の基本料金が全額保証される(営業継続保険により)

従来品は故障のリスクも……

従来品のなかには品質不良品もあり、導入後まもなく故障・不具合が起こるなどのトラブルが発生するものも少なくありません。一方、空調機省エネシステムESCOTは、独自の特許技術による制御システムであり、高性能を保証。当社は16年以上の導入実績がありますが、故障・不具合が起こった事例は1件もありません。また、万が一のシステム故障の際には上昇した分の基本料金を全額保証しますので、安心です。